三芝区 三芝:台湾北岸に刻まれた、五百年の未完の歴史 大半の旅人がいちごを求め、あるいはもはや存在しない廃墟の写真を 撮るために通り過ぎる。だが台湾海峡から吹きつける風のなかで、 しばし立ち止まるなら、五百年分の未完の歴史が地の底から 滲み出してくるのを感じるだろう。これは、散じる前のひとときの記録である。